投稿者: lazydog

  • 共同執筆に参加していた技術書の出版ができなくなった話

    共同執筆に参加していた技術書の出版ができなくなった話

    こんにちは。
    今日のブログは少し前のお話になります。

    私は普段、フリーランスの立場で「システムエンジニア」をしているのですが、ありがたいことにお仕事を通じて知り合った方からお声がけをいただいて、技術書の執筆プロジェクトに携わった経験があります。

    エンジニアとしては、技術書を書くことは、叶えたいひとつの目標だったので、お話をいただいたときにはとても嬉しかったです。でも、結果的には出版できずに終わりましたが、その理由はあえてここでは書きません。

    出版できなかったことが残念だったということよりも、無事に出版できたら、大学で指導してくださった恩師の先生に見本を送ろうと思っていたのですが、その恩師の先生の急逝の知らせがタイミングをあけずに届きました。

    とても悲しかったですし、年を重ねるとお世話になった方にお礼を言いたくても言えないことも増えていくと痛感しました。
    日々の生活を大切にしながら、残りの人生を生きていきたいと思います。

  • 読書感想文「うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと」

    読書感想文「うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと」

    こんにちは。
    本日は、最近読んで良かったと思える本のご紹介です。

    多くの人が参考できる体験談

    うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと

    目次

    【LEVEL1 マインド編】
    ・うつ病前の自分に戻ろうとしない
    「前の自分」に戻るよりも「新しい自分」をつくり上げる
    ・村人Aとして生きる
    サブキャラにも楽しく生きる権利はある
    ・無理しない=消費量<回復量の状態
    省エネモードで1日の消費エネルギー量を減らす
    ・うつは、ほぼ「老い」
    「あの頃には戻れない」と理解することが回復への第一歩
    ・感情をコントロールしない
    自分の気持ちにフタをせず“感情迷子”からの脱却を

    【LEVEL2 思考編】
    ・何も考えない時間をつくる
    何もせず「ボーッとする」無意味な時間が休息になる
    ・自分の過去と向き合う
    人生のイベントを振り返り、うつ病の原因を突き止める
    ・頭のなかにゴミ箱フォルダをつくる
    嫌な記憶を上書き保存し、負の感情や過去を浄化
    ・自分の振り幅を許す
    理想の結果に到達しなくても「そんな日もある」と受け入れる
    ・死を短期・中期・長期で考える
    どうせ死ぬなら期限まで思いきり楽しむ

    【LEVEL3 生活習慣編】
    ・小麦は食べない
    メンタルによくない食べ物は、ゆるやかな禁止で遠ざける
    ・こだわらないことにこだわる
    人の目は気にしない 洋服は「着られればいい」
    ・朝散歩はできなくていい
    夜行性上等、セロトニンより大切なもの
    ・常にバッティンググローブを持ち歩く
    「したいこと」がいつでもできるように備える
    ・「松のや」で朝ごはんを食べる
    社会復帰へ向けて外的刺激を少しずつ増やす

    【LEVEL4 人間関係編】
    ・ひとりごとを言う
    自分のなかにあるモヤモヤを、とにかく外に吐き出す
    ・嫌われるのはあたりまえ
    「全員に嫌われたくない」と、大切なひとりを見逃すことになる
    ・「嫌です」と言う練習をする
    いざというときに言えるように、冗談でも普段から口に出す
    ・帰省はしなくていい
    苦しくなるぐらいなら親には会わない
    ・友達はいらない
    うつ病の人の人間関係は、損得で考えてOK

    【LEVEL5 仕事編】
    ・週2のバイトで生き延びる
    メリハリをしっかりつけて、週2で楽しく働くコツ
    ・収入源を複数持つ
    収入源も人間関係も、ひとつに依存するのは危険
    ・ドタキャンするつもりで働く
    日々のスケジュールは白紙 すべてはその日の自分次第
    ・言われた仕事だけをやる
    「頼まれたこと」だけをシンプルにやる
    ・うつ病の人がやってはいけない仕事
    自分の「疲労量」を把握し、ストレスの少ない職場を見つける

    読んでみた感想

    著者のデラさんは、20代でメンタルダウンを経験し、9年間、再発で苦しみながらも試行錯誤して、今は穏やかに過ごされているそうです。

    この本はメンタル不調に悩む多くの方にとって参考なると思います。

    うつやメンタルダウンを経験した方の体験談は今の時代はたくさんの書籍で読むことができます。私もたくさんの体験談を書籍やネットの記事で読みました。

    メンタルダウンからの回復期には、多くの問題が立ちはだかります。
    メンタルダウンを経験すると、精神的に穏やかに過ごすことがそもそも難しい。
    加えて、働くことができないため、大抵はお金の不安でさらに苦しむことになります。

    でも、これまで世に出ていた体験談の多くは、元々何かの才能に恵まれていたり、実家が資産家、有名人・著名人、勤務先が大企業などで復職のサポートが手厚いなど、多くの人が真似できないものが多かったと思います。

    (このように表現すると著者のデラさんに失礼ですが)
    この本は、有名人・著名人でもない、何か人並み以上の才覚に恵まれているわけではない多くの方にとっては、生き方や人生観を見つめ直すときに役にたつ(参考になる)と思います。

    この本を読んでよかったと思える部分を2つ紹介します。

    うつ病の前の自分に戻ろうとしない

    私も以前の自分に戻ろうと必死でした。
    特に収入を元の水準に戻したいと焦ってしまい、無理をしてしまい、何度も体調を崩していました。
    どうしても周囲の同年代と自分を比較して、自分を苦しめるんですよね。

    私の場合には、メンタルダウンした後も、しばらく会社員をしていましたが、そのときには社内の同僚と比べてしまいますし、フリーランスになった後も周りの同年代と比べて収入が少ない、なんとか追いつかないとと、自分で自分の首を絞めていました。

    しかし、以前の自分に戻ろうとするのではなく、「新しい自分をつくり上げていく」ことが大切だと著者のデラさんは言います。
    新しい自分をつくる過程では、「どうすれば自分が生きやすいか」という視点が大切だと説明されておられます。

    村人Aとして生きる

    真面目な人ほど、「この世に生を受けた以上は、何かを成し遂げたい」とか、「多くの人から認める成果を残そう」とか考えがちです。
    そういうように、学校や職場で考え方を刷り込まれている気さえします。

    しかし、デラさんは、「しょぼいなりに楽しい人生にしよう」と、自分自身への期待値を下げて生きるように考え方を変えたと言います。

    いわば、ドラクエに出てくるサブキャラの「村人A」。みんなに愛されたり、脚光を浴びるヒーローではなく、隣にいる誰かの役に立てる人になろう、それが大切だと言います。

    この表現、うまいなーというか、多くの人にとって理解しやすいと思います。

    キラキラと皆んなから注目される、アイドルやスポーツ選手、企業経営者だけでは世の中成立しません。市井の人々が必ず必要です。

    今の私の身の丈にあわない目標に固執して、体調を崩して時間を無駄にするのではなく、自分にできる仕事をして、誰かの役に立とうと気持ちを切り替えることができました。

    まとめ

    私もそうですが、落ち込んでいる時や今後の生き方に迷ったときには、先輩方の体験談には非常に助けられます。
    他にも多くの方に役に立つエピソードがありますので、気になる方はぜひ手にとってお読みください。

  • 偶然にも仕事しない期間を経験し、自分にはFIREは必要ないと感じました

    偶然にも仕事しない期間を経験し、自分にはFIREは必要ないと感じました

    こんにちは。
    以前のいくつかの記事にも書いたように、メンタルダウンは私にとっては人生のターニングポイントになりました。

    タイトルにもあるように会社員時代に休職している時、フリーランス転向後も調子がすぐれない時には仕事ができず、休まざる得ない時もこの10年間、何度かありました。

    でも、一度たりとも「仕事はもうしたくない」とは思わなかったです。

    良い人を演じているつもりなんてなく、本心からそう思っています。できれば、元気なうちは働いていたい。自分の心身を壊さない範囲で、できれば誰かの役に立っていたい、と思います。

    そう考えると、最優先すべきはに心身ともに健康なことであって、目先にお金を多く稼ぐことでないと気がつきました。

    資本主義社会の世の中でお金を稼ぐことが目的になりがちです。

    確かにお金は大切ですが、最優先になってはいけないと思うようになりました。

    お金を稼ぐこと以上に、誰でも「幸せに生きること」は平等に与えられた権利だと思いますし、そのためには自分にとっての幸せの定義を認識することが大切だと感じています。

    私にとって….

    • これまでやってきた、ITの仕事はやりがいを感じているので、続けたい。
    • ただし、自分自身が納得がいく仕事をして気持ちよく報酬を受け取りたいので、仕事は選ぶ。
    • 健康で心穏やかに過ごしたいので、オーバーワークやストレス度合いが高い仕事は避ける。
    • 健康のために運動(散歩、自転車)のための時間を必ず確保する。
    • 人間関係に極力ストレスを感じないように努力する。気の進まないのに、付き合いで付き合うことをやめる。
    • 今は少しだけど、株主優待投資できる資金があるので、現金を使う頻度を減らし、優待を楽しむ生活をする。

    心がけていきたいと思います。

  • 自分にとってストレスとなる要因を取り除いていく

    自分にとってストレスとなる要因を取り除いていく

    メンタルダウンを経験してからの10年間の試行錯誤

    こんにちは。
    私が過去にメンタルダウンした経験があることはプロフィールでも、他の記事でも書きました。

    最初にメンタルダウンを経験したのは、会社員だった今から10年以上前ですが、それ以後は踏ん張りが効かなくなったというか、無茶ができなくなりました。

    それは仕事でもプライベートも、両方です。
    仕事では無理を続けると、数ヶ月で働けなくなる状況まで悪化するので、試行錯誤しながらの10年という歳月でした。

    プライベートでもクルマの運転や多数の参加者がいる飲み会などは精神的に疲れてしまうため、参加しないようになりました。

    しかし、趣味の範囲で贅沢できなくなるのはまだ我慢ができる。でも、仕事が辛いからと言って、無職というわけにはいかないし、元々実家が資産家ではないので、資産運用で生活するというのも現実的ではない。

    仕事のストレス原因を分析してみた

    最近になって、仕事のストレス要因を真剣に自己分析するようになりました。

    結論から言えば、私の場合には「仕事をコントロールできない状況が続くと、耐えられない」ということでした。

    コントロールできないとは、私自身の仕事で言えば、提案方法や説明の仕方・順序、提示価格という営業的な要素もあれば、どのプログラミング言語で、どんなフレームワークを使ってといった技術的な要素もあります。

    私自身、現在は企業に雇用されていないフリーランスの立場ですが、フリーランスであっても、下請け・委託などの場合には裁量権が少なく、自分自身で仕事をコントロールできない場合も実は多いです。

    ただ、下請けや委託の案件は営業が必要ないことが多いため、売上に直結するという意味では魅力的ではあります。

    裁量の余地があり、仕事をコントロールできる仕事は、商流の中で顧客に近いポジションにいる必要があるため、営業コストも発生しますし、案件をlostするリスクをはらんでいます。

    言い訳ぽく聞こえるかもしれませんが、私は決して働きたくないわけではないです。むしろ、生涯現役で働いていたいと思っています。

    私が納得して、目の前のお客様に少しでも役に立てたら嬉しい。

    今は、自分自身を追い込まないために裁量の余地の少ない仕事をなるべく減らし、生活費を賄っていけるように試行錯誤を続けています。

  • 読書感想文「会社を辞めて生き方を変えることにした」

    読書感想文「会社を辞めて生き方を変えることにした」

    こんにちは。
    本日は、最近読んで良かったと思える本(電子書籍)のご紹介です。

    2024年の前半で読んだ本の中で、一番良かった

    すずひら『会社を辞めて生き方を変えることにした』

    著者は大学卒業後に、IT業界に入って会社員となったが、13年で会社員としてのキャリアに終止符を打ち、現在は神奈川の田舎と呼ばれる地域でのんびり暮らしているフリーランスの方。

    私がこの電子書籍に惹かれた理由は、境遇が少し私と似ていたからです。

    具体的に言えば、大学卒業後に会社員と経験されておられ(同じIT業界)、会社員としてのキャリアに疑問をもち、メンタルダウンも経験し、今はフリーランスになって、日々の生活を大切に、自分の納得いく生活を心がけている。という部分です。

    もっとも私は、すずひらさんのようなエリート会社員ではありませんでしたけどね。

    本の内容を一言で表現するならば、「会社員生活から卒業して、残りの人生を後悔しないように生きると決めた人の試行錯誤」といったところでしょうか。

    私もそうですが、会社員として自分の中では会社で結構真面目に働いていたのに、昇進できず、メンタルダウンも経験して報われなかったという悔しい思いは心の奥底にありますし、フリーランスになったはいいいものの、周りと比べて「これでいいのか?」と自信を失うこともあります。

    すずひらさんの試行錯誤のエピソードは、会社員としての人生に疑問をもつ多くの人の参考になるのではと思います。

    私が共感できた部分を2つご紹介します。

    お金に対する考え方

    お金は自分が納得できる生活するための手段であって、お金を稼ぐことそのものが目的になっているという現代の風潮に著者は疑問を投げかけます。

    自分が納得できる生活を維持する前提で、不要と思える部分や優先順位の低いと思える部分への支出を削っていく。

    そして、納得できる生活に必要なお金を稼ぐ方法を模索する。一昔前に比べてインターネット上で稼ぐことも不可能な時代ではない。一筋縄にはいかないが試行錯誤する余地はあるというのが著者の意見です。

    副業プラットフォームはとりあえず登録して待つのが正解ではないかと思う

    住む場所について

    住む場所についても、会社に通勤するためという理由で家賃の高い都市部に住んでいるなら、郊外・田舎に移住するという選択肢もあって、固定費になってしまう家賃の負担が少ない場所の方がストレスなく生活できると著者は言います。東京を離れて、札幌に2年半、その後に神奈川県にお住まいになられているようですね。

    私自身の経験で言えば、20年くらい前の新卒時代に九州の福岡に勤務することになった時には、Amazonもなく、カーシェアもなく不便な生活だった思い出がありますが、今は便利な時代になりました。
    今は大阪の郊外(故郷のまち)に住んでいますが、不便はないですし、東京に比べたら家賃は、半分か1/3くらいで収まっています。

    住む場所については、他のブログ記事でも書いています。

    「自分の人生、何か違う」と思ったら、新しい人生が始まるのかもしれない


    時代的な風潮の部分が大きいと思いますが、ほんの10-15年くらい前までは、(時に男性の)社会人たるもの、正社員としてバリバリ働き、30代半ばで、職場では管理職に昇進、家庭では結婚し、子供を授かり、家を買う。
    そして、平日は家族のために懸命に働く。

    私もこんな人生を歩むのかな、と思っていましたが、どうやらそうではなさそうです。だからと言って、自分の人生が終わったわけではない。

    今、私はフリーランスの身分でIT関係の仕事をしています。

    自分が納得できるサービスを必要な人に、適正価格で提案し、ご納得いただいた方とだけ、仕事をするようにしています。

    でもこれって会社員だったらできないことが多いです。
    もちろん、売上が最優先ではないので、仕事が少ない時もありますが、その時はバイトなり、委託の仕事なりで生活費をまかなうようにしています。幸いにも家族(妻)も理解してくれていますし、ずっと共働きなので、すぐに生活に困ることはないです。

    これからも試行錯誤を続けながら、私も残りの人生を楽しみを見つけたいと思います。

    メンタルダウンしたら何かを諦める必要があるという現実

  • ポジティブ3行日記に挑戦中です

    ポジティブ3行日記に挑戦中です

    こんにちは。
    2024年4月の新年度から新しい習慣として、「3行ポジティブ日記」を始めました。

    「3行ポジティブ日記」とは、たとえばランチで食べたラーメンがおいしかった、同僚とバカな話をしてたくさん笑った、企画が通ったなど、1日の終わりに今日の楽しかったことや、前向きな出来事を、たった3つ書くだけの日記のことです。

    https://studyhacker.net/3kine-positive

    次のルールが設けられていているそうです。

    • 寝る直前に書く
    • ネガティブなことは書かない
    • 必ず3つ書く

    私は仕事のことで良かったこと1つ、プライベートで良かったこと2つ書くようにしています。例えば、こんな感じです。

    6/24(月)

    • お客様先を定期訪問し、パソコンのメンテナンス
    • ランチで中華をご馳走になったが、とても美味しかった
    • 株主優待のお知らせが届いた
    • 歩数:10,000歩

    歩数の記録もしているので4行になっています、笑。
    今も健康のために継続してダイエット中なので、雨の日以外はできる限り少しでも自転車や散歩をして運動するようにしています。

    一日の終わり、就寝前に今日の出来事をうちで、良かったことや嬉しかったことを思い出すと気持ちよく眠りにつくことができます。

  • メンタルダウンしたら何かを諦める必要があるという現実

    メンタルダウンしたら何かを諦める必要があるという現実

    こんにちは。
    私は過去にメンタルダウンを経験しました。

    もう10年以上前の話ですが、IT系のベンチャー企業(といっても東証マザーズに上場しましたが)に勤めていた時のことです。

    今思えば、かなりのパワハラだったと思います。

    目眩、はきけ、食欲不振、上司との会話で呂律がまわらなくなる、メール文章が何度読んでも理解できない、などの明らかに抑うつ状態になったため、診療内科を受診。薬でごまかして、仕事を続けるものの、ある日突然仕事に行けなくなりました。

    しばらく休職をしたのち、復帰するのは会社側の受け入れ体制がなかったので、転職することにしました。
    それからしばらくの間も会社員を続けるわけですが、その間に病気になる前までの状態まで回復できたという実感がなく、今後もフルタイムの会社員として働くのは無理かなーと思っていた35歳の時、その当時所属していた会社が他社に売却され、環境が激変することは自分のメンタルに悪影響を及ぼすと察知しましたので、フリーランスになりました。

    元々、フリーランスへの憧れはあるにはありましたが、そうせざるえなくなったというのが実情です。

    私個人の考え方ではありますが、メンタル的な不調を抱えながらも、フルタイムで働き続けるというのは、かなり無理ゲーな気がします。

    昨今では企業側の理解も進み、上司から部下へのパワハラは言語道断ですし、従業員が精神的不調になった場合の会社側のケアもしっかりしていると聞きますが、実態は職場によって様々だと思います。

    会社側の配慮があって、段階的な職場復帰や仕事内容を調整してもらえるなどの配慮がない場合には、復帰するにしても転職するにしても健康な人と同じように働くことを求められます。

    会社員としてフルタイムで働くということを私は諦めたわけですが、そうすると困るのがお金の問題だと思います。

    収入が少ない時はなんとか節約してやりくりするか、副業や投資などの本業以外での収入を増やすなどの対策が必要なのですが、精神的な不調の時はどれも厳しいと思います。

    でも、私の経験をお話しますと、これもまた良い機会なので、今までなんとなく、お付き合いだからと言った理由でお金を使っていたことを断捨離する良い機会だと思います。

    • 仕事関係で断りにくい飲み会、懇親会などのお付き合い
    • 自炊は面倒だからどうしても増えてしまう外食
    • 家賃が高いのに狭い、そして騒がしい都心での生活
    • ストレス発散とか自分へのご褒美にと定期的に行く旅行
    • 使う頻度が少ないのに移動が楽だからという理由で所有しているクルマ
    • オフィスに出社するためにどうしても買い足しが必要になる洋服

    私は晩酌が好きですが、複数人が集まる飲み会はあまり好きではないので、親交を深めたいと思える人とたまに(3ヶ月に1度くらい)行く程度で良いです。

    旅行は元々苦手です。
    自分の住む街にも少し自転車で遠出すれば、素晴らしい景色や風景があるのに、お金を使って遠くに行く必要はないと思ってしまう自分がいます。

    そして、自分の生活で好きなこと、必要なものはお金がかからないように工夫しています。

    • 付き合いの飲み会に行く回数を減らして、たまに行くカフェのモーニング
    • 生まれ故郷に戻って安価な家賃で負担の少ない田舎生活
    • 近所にある日本庭園のある公園に季節毎の移ろいを楽しむ
    • 時間の余裕が生まれて、自炊をして美味しいご飯をゆっくり楽しむ
    • フリーランスになったので、仕事が落ち着いている時には、趣味の自転車を楽しむ

    人それぞれ状況は千差万別でしょうし、価値観も違いますので、これをしたら良いという処方箋はありませんが、冷静に落ち着いて考えることで、自分にとって必要なもの、不要なものを選別できるようになると思います。


  • フリーランスが頭を悩ませる「値引き要求」について

    フリーランスが頭を悩ませる「値引き要求」について

    こんにちは。
    フリーランスとして独立して誰もが通る道というか、必ず悩まされることの一つに「値引き要求」があります。

    ネットに投稿されている意見の大半は、値引きの要求には一切応じない、安請負いしないほうが良いというものが多いようです。


    それに対し、お客様の事例としての掲載にご協力いただけるのであれば、多少値引きしても良い、というのが私の意見です。

    理由は以下の通りです。

    • 交渉している時間は利益を生まない
    • その上、仮に失注した場合にはそれまでの営業努力も無駄になってしまう
    • お客様事例を自分の事業サイトに掲載できるメリットは大きい
    • お客様側も少しでも値引き対応してくれれば、メンツが保てる
    • 名もなきフリーランスの私にお声がけしてもらっているということ

    その上で、こちらもビジネスなので、採算度外視ではできないことはご理解いただくようにしています。

    お客様事例を公開するメリットは、お客様側の経営者、決済者にあたる方を中心として信頼してもらいやすく、決済を通す理由が増えるということです。

    ですので、値引き要求で押し問答をせずに、ここまでなら値引きします(勉強します)、その条件はお客様事例にご協力いただくことです、とお伝えし、一円の利益を生まない時間をさっさと終わらせるようにしています。

    お客様の事例を事業サイトに掲載するということを地道にコツコツやり続ければ、以降新規商談の武器になると私は信じています。

  • ブックオフの古本買取を使ってみた感想

    ブックオフの古本買取を使ってみた感想

    こんにちは。


    皆さん紙面の本は最近読んでいますか?やっぱり読書は紙媒体に限るよなーと言うのが私の意見。

    でもそうすると部屋がどんどん本で埋まっていきます。そしてさすがにこの本はも手元になくてもいいな、と思うことがあります。

    今までは、近所のブックオフに持ち込んで査定してもらいってから、買取してもらっていました。

    でも、クルマを所有していないため、一度に持ち込める量が限られる、査定に時間がかかる時がある、などの理由があって、正直かなりめんどくさい作業になってきました。

    でも、ブックオフさんでもネットからの買取サービスを申し込めると聞いて利用してみました。

    住所氏名等連絡先や買取金の振込先を登録します。

    買取方法には、スピードコース(査定後すぐ振込される 値段のつかないモノは無料で処分してくれる)と返送コース(査定結果を確認し、送料負担で返却可能)があります。私はいつもスピードコースを選んでいます。

    指定した日時に依頼を受けた運送会社さん(私の住む地域ではヤマトさん)が集荷に来てくれますので、預けるだけ。

    あとは数日後に査定結果が届きますのでご確認ください。

    本を読むことが好きであれば、読書感想文をブログやSNSで書いて、アフィリエイトリンクでお小遣いをいただいて、不要になったら買い取ってもらってまたお小遣いをいただいて、次に欲しい本の足しにするっていうのも悪くないと思います。

  • 実家が固定電話をお使いであれば、「防犯用電話自動応答録音アダプター」をぜひ

    実家が固定電話をお使いであれば、「防犯用電話自動応答録音アダプター」をぜひ

    こんにちは。
    最近、高齢になってきた両親の様子を確認するため、自宅と実家の行ったり来たりをしています。

    私の両親もスマートフォンを使いますが、家では相変わらず固定電話も使うため、防犯対策として、防犯用のアダプターを使ってもらうことにしました。

    工事不要で誰でも取付できる。

    商品名は、東芝 防犯用電話自動応答録音アダプター TOSHIBA TY-REC2 で、Amazonなどで購入することができます。箱から取り出し、同梱している取付手順書通りに配線すればすぐに利用できます。

    この機器に接続された電話機に対して電話をかけた場合・・・

    着信後呼び出し音が鳴る前に、
    「この電話の通話内容は防犯のため会話内容を自動録音いたします。あらかじめご了承ください。」

    と自動応答メッセージが流れます。
    その後の通話内容は自動的に録音してくれます。最大約60分、最大30件の録音が可能。録音がいっぱいになると、古い録音から順に上書きされるそうです。

    使ってみた感想

    自動応答メッセージが流れますので、防犯になりますし、強引な電話営業をする業者関係の電話も減ったように思います。

    「田舎の両親が高齢で心配だなぁ」という方は、おすすめできると思います。

    少し残念なのは、通話録音した電話番号を管理する機能はないようです。

  • 精神的な不調から回復した時にお勧めのアルバイト

    精神的な不調から回復した時にお勧めのアルバイト

    こんにちは。

    かつてメンタルダウンを経験して、今は地方でなんとか細々と仕事をして生きています。今は仕事していても、心身ともに健康な状態を維持することが最優先事項。だから、私は決して稼いでいるフリーランスではありません。

    読者の方の中にも、過去の激務やパワハラが原因で一度お仕事から離れざるえなかった方もいるでしょう。
    仕事をしていない期間が長くなると、仕事をしたくても怖くてなかなか踏み出せないということもあるようです。

    お仕事復帰の時に、以前のようにいきなり週5日フルタイムやプレッシャーのかかる仕事はお勧めできません。

    元の職場に復職する(転職しない)という場合もあれば、病気療養中に退職してしまったため、転職活動から始めないといけないという方もいると思います。

    私の経験上では、この状態で転職活動をすると焦って、正常な判断ができないことや、転職後に無理をして、再発するということもあると思います。過去の私はそうでした。

    であるならば、無理ない範囲でアルバイトからやってみる、というのも良いと思います。
    かつての私が試して良かったと思えるアルバイトの職種をご紹介したいと思います。

    • ポスティング
    • 清掃
    • 単発系の軽作業
    • 試験監督補助

    ポイントは、収入優先ではなく精神的な負担が少ないこと、できるだけ一人で黙々と作業できること、シフトの融通が効くアルバイト先が良いと思います。

    ただ、仕事である以上は、コミュニケーションを全くしなくて良いかと言うとそうもいきません。
    ポスティングなどのお仕事は、確かに人と話すことがほとんどないイメージですが、一人で行う場合もあれば、2人1組で配布するという場合もあるようです。

    自分には合ってないな、と思ったら割り切って別のアルバイトに切り替えてみるぐらいの気持ちの方が良いと思います。

  • 年上の方のキャリア相談に応じてお話しました

    年上の方のキャリア相談に応じてお話しました

    こんにちは。
    今は、私はフリーランスになって8期目です。私自身がフリーランスになってから苦労したこともたくさんあることは、他の記事でも書きました。

    先日、MENTA でこんな相談が寄せられました。

    ご家族の介護のため今までのお仕事を退職、フリーランスでクラウドソーシングの案件にチャレンジしているが、稼げない。というものでした。

    私よりも年配の方だったので、正直なところかなり気を使って、丁寧に言葉を選んで話しました。


    最終的には、ご自身のこれまでのご経験をうまく活かせるように、時間はかかっても相性の良いと思われるノウハウをシェアするサービスに登録することをアドバイスしました。

    私がお尋ねしたわけでもないのですが、他のメンターの方からはかなりキツイ言い方をされたとのこと。
    ご家族の介護なので、ご本人が望んだ状況ではないので、そこまでキツく言うのは違うよなーと思いました。

    これからの日本では、人口減少時代で、団塊の世代の方々が後期高齢者の年代になっているため、こういうケースはもっと増えるのでは?と思います。
    それに加えて、団塊の世代の方々の子供にあたる就職氷河期世代(私を含めて)が40-50代になっていくことを考えると、何らかの事情で一度生活バランスが崩れると、立て直しが難しいな、と感じ、暗い気持ちになりました。

    私もこれからの生活について、先送りせずに少しずつでも考えていきたいと思います。

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