こんにちは。
今回の記事はネガティブな内容を含んでありますので、不快に思われる方はこのページを閉じてください。
異業種からIT業界への転職が相変わらず人気のようです。ITエンジニアであれば、リモートワーク、自由な働き方、楽して稼げる?、イケてる職業というイメージがあるのでしょうか?
でも、Xなど のタイムラインを眺めていると、少し悲しくなることがあります。
勇気を出して転職したものの、想像とは違った、転職失敗したという、投稿を見かける時です。
今、コロナ禍が明けて、ITエンジニアのような職業でも完全フルリモートではなく、出社を求めれれているプロジェクトが増えています。
それに、未経験からの教育体制が整っている企業はこの業界では多くありませんし、未経験者として採用された場合には、他業種に比べて年収が高いわけではないと思います。
仕事にやりがいを感じられるかは、プロジェクトによって様々だとしか言いようがありません。社会貢献性が高いプロジェクトもあれば、誰もがやりたがらないような炎上プロジェクトもあります。
そして、楽して稼げるわけではありません。
新しい技術が次々生まれていき、現場で求められるスキルも刻々と変化していくこの業界では、センスを持っていて、常に新しい技術をキャッチアップできる能力が必要になります。
まぁ、これはあくまで私の感覚的な印象ですが、IT業界が人気の職業と最近では言われますが、40代のおっさんからすると、違和感があります。
私のような世代が小学校や中学校の時には、家にパソコンがある家庭の方が少数派であったし、パソコン好き = オタク という印象が強かったように思います。
大学に進学したのは2000年代前半ですが、確かにSEは就職先の候補のひとつだったと思いますが、それは他の業界が新卒の募集を減らしたり、停止していたからであって、今のように憧れや人気という意味はなかったと感じます。
それだけ時代が変わったということなのでしょうか。
どのような仕事も需要があるから仕事、職業として成り立っているのであって、IT業界が特別扱いされている感じに違和感を覚えます。
今も昔も子どもたちの人気職業でありながら、待遇が悪いとされているエッセンシャルワーカーと呼ばれる職業の方々(警察官、消防官、自衛官、看護師、介護士 、教師、保育士、etc)待遇を良くしてあげてほしいとも思います。