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こんにちは👋
久しぶりにブックレビュー記事を書きたいと思います。

この本の内容
- 太平洋戦争当時の軍部は陸軍と海軍で縦割りで、ライバル意識から相互に協力する仕組みがなかった
- 対英米の情報を扱う専門部署と専門家を配置するのは開戦後になってから
- 同盟国ドイツの情報で開戦後、かなり早い段階で、海軍の暗号がアメリカ側に解読されている可能性が高いと忠告されている
- 膨大な情報の中から裏付けを取って、信頼に足りうる情報のみを拾い上げて、客観的かつ合理的に作戦判断せずに、最初から自軍にとって都合の良い情報ばかりを収集している
今の日本は平和を維持していますが、ビジネスでも外交でも自社の都合、業界の利益を優先して、自社や業界にとって都合の良い(有利な)情報ばかりに注目する、上司に忖度して悪い情報は意図的に報告しない、
という客観性や合理的判断の欠如は、現代の日本人も苦手なのかもしれませんね….
今後は、AIの普及で一段と情報量が増大します。私自身も判断基準というか、軸を大切にすべきだな、と改めて考えさせられました。