フリーランスになるならトカイナカを推す理由

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ゆるふわな起業もあるよね

こんにちは。
私はフリーランスになって今年で8年目になります。順調に売上を伸ばしてきたわけではなく、調子の良い時も悪い時もありましたが、今のところはなんとか生き延びています。

フリーランス(独立)になる目的は人によって様々だと思います。将来的には法人化して事業をスケールしたいと思っている方は、ぜひ夢に向かって突き進んでいただければと思います。挑戦を応援しています。

でも、そんな方ばかりでないことも承知しています。

  • やっぱり気楽にのんびりやりたい
  • 地元に戻って仕事がしたい
  • ご家族やパートナーの都合で引っ越しすることになった
  • 正社員だと転勤で振り回されて家族に迷惑をかけている
  • etc

そんなゆるい独立もあると思います。かつての私もそうでした。今回の記事はそんなゆるい起業を目指している方向けの内容です。

トカイナカは攻守ともに優れている

せっかく独立するのであれば、物価が高くて騒がしい都会を離れて自然豊かな地方で暮らしたいと思う方もいると思います。

ご自身の地元であったり、土地勘があって、生活の見通しが立てやすいのであれば何も問題ありません。

ですが、土地勘もない、知り合いのいない地域にいきなり引っ越し・移住するのは避けた方が良いと思います。

私のお勧めは、都道府県の都市部から1時間程度の距離にある、トカイナカと呼ばれる地域。
自信を持ってお勧めするにはいくつもの理由があります。

  • 住居の家賃が安い
  • 田舎すぎないので、生活の必要なお店やサービスは揃っている
  • 地元企業、事業者への営業が有利(ライバルが少ない)
  • 騒がしすぎないが、人が誰もいないような場所ではないので、安心できる
  • 本業が不調の時、この程度の地域であれば、アルバイトで雇用してくれる企業やお店はある

家賃が安い

例えば、私が住む大阪の場合、大阪市内であれば、ワンルームの賃貸物件であっても、10万円ぐらいの予算は必要だと思います。これは仕事が好調な時には気にならないかもしれませんが、仕事が途切れた時に一気に精神的な負担になります。
フリーランスで独立した手の頃には、住居は安い方が絶対に良いと思います。

ご自身のお仕事で、打ち合わせや商談で都市部に拠点が必要な場合には、コワーキングスペースなどを借りれば良いと思います。


田舎すぎないので、生活の必要なお店やサービスは揃っている

これも重要なポイントです。
ネットでモノが買える時代になりましたが、全てネットです、という人は少ないのではないでしょうか。日々の食糧品や日雑品を買うスーパーもドラックストアも田舎ではあるにはあるのですが、国道沿いなどのクルマでないと不便な場所にあります。
その点、トカイナカぐらいの郊外であれば、徒歩や自転車圏内で必要なものは賄えますので、非常に便利だと思います。

地元企業、事業者への営業が有利(ライバルが少ない)

移り住んだ地域の企業や事業者をご自身で開拓しようと思っている方も多いと思います。

あなたの提供する商品やサービスが、個人向け(to C)向けで、民家さえあれば商機があるのであれば良いですが、ビジネス向けのサービスである場合(特にWeb系のエンジニアさん、デザイナーさん、ライターさん)などは、当然ある程度の規模の事業を営んでいる企業さんがその地域にいなければ、開拓先がありません。

都市部はライバルが多いですが、郊外に行くとWebの専門家もぐっと減ります。長い目でみてコツコツ営業活動に励むのも良いと思います。

本業が不調の時、アルバイトで雇用してくれる企業やお店はある

これは本当に心強いです。私自身も何度も有り難みを感じました。


大都市の郊外には、工場や物流拠点(倉庫)なども多いです。大きな公園などがあれば、イベントなども年数回あると思いますし、子育て世帯が多い地域であれば、学習塾などの事業所もあります。

独立して、順調に売上を伸ばしていくことが理想ではありますが、そうも行かないこともあります。そんな時にもあまり田舎に住んでいるとできる仕事や職種が非常に限られてきます。


その点、トカイナカが安心です。
私のように心配症の方は、地域のコンビニに置いている求人誌やアルバイト募集チラシを暇な時にチェックしておくと良いと思います。

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