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  • フリーランスになるならトカイナカを推す理由

    フリーランスになるならトカイナカを推す理由

    ゆるふわな起業もあるよね

    こんにちは。
    私はフリーランスになって今年で8年目になります。順調に売上を伸ばしてきたわけではなく、調子の良い時も悪い時もありましたが、今のところはなんとか生き延びています。

    フリーランス(独立)になる目的は人によって様々だと思います。将来的には法人化して事業をスケールしたいと思っている方は、ぜひ夢に向かって突き進んでいただければと思います。挑戦を応援しています。

    でも、そんな方ばかりでないことも承知しています。

    • やっぱり気楽にのんびりやりたい
    • 地元に戻って仕事がしたい
    • ご家族やパートナーの都合で引っ越しすることになった
    • 正社員だと転勤で振り回されて家族に迷惑をかけている
    • etc

    そんなゆるい独立もあると思います。かつての私もそうでした。今回の記事はそんなゆるい起業を目指している方向けの内容です。

    トカイナカは攻守ともに優れている

    せっかく独立するのであれば、物価が高くて騒がしい都会を離れて自然豊かな地方で暮らしたいと思う方もいると思います。

    ご自身の地元であったり、土地勘があって、生活の見通しが立てやすいのであれば何も問題ありません。

    ですが、土地勘もない、知り合いのいない地域にいきなり引っ越し・移住するのは避けた方が良いと思います。

    私のお勧めは、都道府県の都市部から1時間程度の距離にある、トカイナカと呼ばれる地域。
    自信を持ってお勧めするにはいくつもの理由があります。

    • 住居の家賃が安い
    • 田舎すぎないので、生活の必要なお店やサービスは揃っている
    • 地元企業、事業者への営業が有利(ライバルが少ない)
    • 騒がしすぎないが、人が誰もいないような場所ではないので、安心できる
    • 本業が不調の時、この程度の地域であれば、アルバイトで雇用してくれる企業やお店はある

    家賃が安い

    例えば、私が住む大阪の場合、大阪市内であれば、ワンルームの賃貸物件であっても、10万円ぐらいの予算は必要だと思います。これは仕事が好調な時には気にならないかもしれませんが、仕事が途切れた時に一気に精神的な負担になります。
    フリーランスで独立した手の頃には、住居は安い方が絶対に良いと思います。

    ご自身のお仕事で、打ち合わせや商談で都市部に拠点が必要な場合には、コワーキングスペースなどを借りれば良いと思います。


    田舎すぎないので、生活の必要なお店やサービスは揃っている

    これも重要なポイントです。
    ネットでモノが買える時代になりましたが、全てネットです、という人は少ないのではないでしょうか。日々の食糧品や日雑品を買うスーパーもドラックストアも田舎ではあるにはあるのですが、国道沿いなどのクルマでないと不便な場所にあります。
    その点、トカイナカぐらいの郊外であれば、徒歩や自転車圏内で必要なものは賄えますので、非常に便利だと思います。

    地元企業、事業者への営業が有利(ライバルが少ない)

    移り住んだ地域の企業や事業者をご自身で開拓しようと思っている方も多いと思います。

    あなたの提供する商品やサービスが、個人向け(to C)向けで、民家さえあれば商機があるのであれば良いですが、ビジネス向けのサービスである場合(特にWeb系のエンジニアさん、デザイナーさん、ライターさん)などは、当然ある程度の規模の事業を営んでいる企業さんがその地域にいなければ、開拓先がありません。

    都市部はライバルが多いですが、郊外に行くとWebの専門家もぐっと減ります。長い目でみてコツコツ営業活動に励むのも良いと思います。

    本業が不調の時、アルバイトで雇用してくれる企業やお店はある

    これは本当に心強いです。私自身も何度も有り難みを感じました。


    大都市の郊外には、工場や物流拠点(倉庫)なども多いです。大きな公園などがあれば、イベントなども年数回あると思いますし、子育て世帯が多い地域であれば、学習塾などの事業所もあります。

    独立して、順調に売上を伸ばしていくことが理想ではありますが、そうも行かないこともあります。そんな時にもあまり田舎に住んでいるとできる仕事や職種が非常に限られてきます。


    その点、トカイナカが安心です。
    私のように心配症の方は、地域のコンビニに置いている求人誌やアルバイト募集チラシを暇な時にチェックしておくと良いと思います。

  • お金がかからず、カラダを動かす趣味は大切

    お金がかからず、カラダを動かす趣味は大切

    こんにちは。
    私は過去にメンタルダウンを経験していますが、その原因のひとつに運動不足がありました。

    学生時代は陸上競技をやり、社会人年目に福岡に単身で生活していた時には、風呂がわりにもなるという理由からスポーツジムに毎日のように通っていました。ですが、結婚して、公私も忙しくなってしまうとどうしても運動不足になりがちです。運動不足は予想以上にメンタルが削られていたようです。

    この反省から現在はなるべく暇な時はカラダを動かすように心がけています。私が気に入っているのが自転車(クロスバイク)で走ること。幸い、大阪といえど郊外になる地域ですので、ゆったり走ることができます。

    晴れた日にお気に入りのコースを走る気分は爽快です

    フリーランスの方で、デスクワークが多い方はぜひ、カラダを動かす趣味を持っていいた方がいいと思いますよ。

    • 基本、1人でもできる
    • あまりお金がかからない
    • 急な仕事の時には仕事に復帰できる

    それ以外はダメと言いたいわけではありませんが、長期の休暇が必要だったり、お金がかかると、日頃の運動不足解消やストレス発散ができないためです。
    自転車の他にも….

    • スポーツジム
    • 水泳
    • 散歩、街歩き
    • ジョギング
    • バッティングセンター
    • 釣り

    なんかがお勧めだと思います。
    ぜひお気に入りの趣味を見つけてくださいね。

  • SaaSアプリケーションの値上げやサービス改変について思うこと

    SaaSアプリケーションの値上げやサービス改変について思うこと

    こんにちは。
    毎度後ろ向きな話題が多いのですが、何を書こうかと考えだすとブログが書けなくなるので、思いついたことを書きます。

    開発エンジニアだけでなく、社内の情報システム部(いわゆる社内SE)を経験した立場から「中小事業者こそ、クラウド(特にSaaS)をもっと活用すべき」、と意見を持っていました。

    「補助金で目先の初期費用が安くなったけど、それ以上にベンダーロックインされて改修のたびにベンダーにお金を払わねばならない」そんな事例も見てきました。

    しかし、有名なSaaSベンダーの料金変更やサービス改変が度々あり、その考えが揺らいできています。

    会計システムや給与計算システムなどの一部の社員だけが使うサービスは料金変更の影響は少ないと言えるでしょう。

    しかし、基本的に全社員にアカウントが必要なビジネスチャットやノーコード(ローコード)ツールの運用が軌道に乗ったところで、突然の料金改定は非常に困ると思います。

    結局、これまでのようにオーダーメイドで社内システムを開発すれば、開発会社にベンダーロックインされる、SaaS上にビジネスアプリケーションを構築すれば、クラウドベンダーの料金改定に振り回される、ということなのでしょうか?

    私が仮にエンジニアでなく、非IT企業の経営者だったら、「結局、予定外に金が掛かるのだったら、システム化なんて考えずにExcel使っておこうと」思うかもしれません。

  • パソコンサポートを依頼されて驚いたこと

    パソコンサポートを依頼されて驚いたこと

    こんにちは。

    普段はマイペースで無理ない範囲で自宅でのんびり、開発やら保守業務をしている私ですが、地元の事業者さんからオンサイトのサポートのご依頼をいただくことがあります。

    先日は「パソコンを入れ替えるので、データを移行してほしい」というもの。

    肝心の中身のデータは一緒にパソコンの中を確認しないとわからなかったので、現地調査(1hぐらい)、作業日の2日に分けて作業したのですが、

    • 依頼すべきことをまとめていない、把握できていない
    • その場の社員さんの間でどうすべきか議論が始まる

    ここまでは、まぁよくあることなのですが、その会社にとっての基幹業務システム(納品書や請求書を発行するいわゆる販売管理システム)が古く、メーカーもすでに販売停止、サポート停止、開発会社が他社に買収されて消滅、ということをわかっていながら、そのシステムを使い続けます。とおっしゃられたこと。

    一応、プロの立場として、非常にリスクがある状態なので、データ移行ができる間に新しいシステムに入れ替えた方が良い、昔と違って初期費用に数百万円はかからない、と言って差し上げたのですが、「ダメになったら検討します」とのこと。

    いや、ダメになってからでは困るのですよ!
    と申しましたが、考えは変わらず。

    ただ、CSVのような汎用データへの出力機能もなさそうだったので、移行するにも大変なのですが、こういうケースはたくさんあるだろうな、と思いました。

  • ITエンジニアが人気の職業と言われる違和感

    ITエンジニアが人気の職業と言われる違和感

    こんにちは。

    今回の記事はネガティブな内容を含んでありますので、不快に思われる方はこのページを閉じてください。

    異業種からIT業界への転職が相変わらず人気のようです。ITエンジニアであれば、リモートワーク、自由な働き方、楽して稼げる?、イケてる職業というイメージがあるのでしょうか?

    でも、Xなど のタイムラインを眺めていると、少し悲しくなることがあります。

    勇気を出して転職したものの、想像とは違った、転職失敗したという、投稿を見かける時です。

    今、コロナ禍が明けて、ITエンジニアのような職業でも完全フルリモートではなく、出社を求めれれているプロジェクトが増えています。

    それに、未経験からの教育体制が整っている企業はこの業界では多くありませんし、未経験者として採用された場合には、他業種に比べて年収が高いわけではないと思います。

    仕事にやりがいを感じられるかは、プロジェクトによって様々だとしか言いようがありません。社会貢献性が高いプロジェクトもあれば、誰もがやりたがらないような炎上プロジェクトもあります。

    そして、楽して稼げるわけではありません。
    新しい技術が次々生まれていき、現場で求められるスキルも刻々と変化していくこの業界では、センスを持っていて、常に新しい技術をキャッチアップできる能力が必要になります。

    まぁ、これはあくまで私の感覚的な印象ですが、IT業界が人気の職業と最近では言われますが、40代のおっさんからすると、違和感があります。

    私のような世代が小学校や中学校の時には、家にパソコンがある家庭の方が少数派であったし、パソコン好き = オタク という印象が強かったように思います。

    大学に進学したのは2000年代前半ですが、確かにSEは就職先の候補のひとつだったと思いますが、それは他の業界が新卒の募集を減らしたり、停止していたからであって、今のように憧れや人気という意味はなかったと感じます。

    それだけ時代が変わったということなのでしょうか。

    どのような仕事も需要があるから仕事、職業として成り立っているのであって、IT業界が特別扱いされている感じに違和感を覚えます。

    今も昔も子どもたちの人気職業でありながら、待遇が悪いとされているエッセンシャルワーカーと呼ばれる職業の方々(警察官、消防官、自衛官、看護師、介護士 、教師、保育士、etc)待遇を良くしてあげてほしいとも思います。

  • 暇な時にアルバイトしたら10キロ近くダイエットできました

    暇な時にアルバイトしたら10キロ近くダイエットできました

    こんにちは。

    前のブログ「フリーランスがアルバイトするのも悪くないと思う理由」の中で、収入が不安定なフリーランスは本業の閑散期は、臨時アルバイトをしたらいいよ、と私の持論を述べました。

    2024年、年初から本業での仕事が減りました。

    私自身が今年(2024年)に入ってから、タイミングが悪くて、それまで抱えていた案件が終了したり、縮小したりと随分と暇になりました。
    (複数の案件に分散していたので、さすがにゼロにはならなかったですが)

    フリーランスにとって、暇は敵です。
    仕事が暇だからこの際に「旅行でも行ってみようかな」とか、「資格試験の勉強しよう」と切り替えられるほど、私はメンタルが強くありません。

    暇で何もしないで、一人で家の中でゴロゴロしているのは精神衛生上、よろしくないです。

    そこで結構久しぶりにアルバイトをしてみることにしました。

    どんなアルバイト?

    以前のブログでも紹介した、派遣登録型のアルバイトです。

    今、若者に人気の「タイミー」などもありましたが、私の住む地域では求人が少なかったので、タイミーは諦めました。

    仕事内容は、事務所の移転作業の補助要員、コンサートやイベント関連の準備、後片付け、トラックの横乗り、倉庫作業などなど。

    はっきり言って、未経験者歓迎を謳っているので、時給も高くないですし、基本的に誰でもできると思います。

    でも、本業が暇だったといこうこともあり、3ヶ月程度コンスタントにアルバイトの仕事を入れてみました。週平均ですと、3日程度でしょうか。

    仕事するまでの流れ

    • インディードなどの求人サイトで募集している派遣会社に応募する
    • 登録会(面接みたいなもの)に行く、あるいはオンラインで登録する
    • 登録アルバイトさんに付与されるアカウントを使って、専用サイトでお仕事に応募
    • 当日、指定の現場に行って、お仕事
    • お仕事が終わったら、給与支払日に登録済みの金融機関でお給与の入金を確認する

    このアルバイトをしてみて良かったこと

    • 基本的に、シフト希望を自由に提出できるので、本業に影響がない
    • 仕事は現場作業なので、体力を使うが未経験者でもできる内容なので、そこまでキツくない
    • 逆に普段がデスクワーカーであれば、運動不足解消になる
    • 現場の作業が早く終われば、早く帰ることができる(日当はかわらない)

    1日作業の現場でこのアルバイトのお仕事をした場合、iPhoneのヘルスケアのアプリで歩数のデータを見ると、20,000 – 30,000歩移動していました。

    このブログのタイトルにもある通り、週3日程度のアルバイトの仕事をすることで、運動量が増えて、10キロの減量ができました。
    食事を制限して食べる量を減らしたりはしていません。むしろ仕事でカロリーを消費するので、それまでよりたくさん食べていました。
    ただ、間食(おやつの類)は仕事中は食べられないので、減っています。

    生活を見直す機会に

    今回は自分自身のライフスタイルを見直す良い機会になりました。

    本業がフルリモートワークで一日中家に閉じこもっていれば、数百歩程度しか動かないことがあります。これはこれで非常に不健康な生活です。月に数日であれば、そこまで悪影響はないかもしれませんが、これが当たり前になると必ずカラダを壊します。

    特にこの数年はコロナ禍を挟んでいたということもあり、外出が制限される、仕事が忙しかったので、私生活も乱れていたということもあって、かなり太っていました。

    さすがに10キロ近く体重が減ると、カラダも軽くなり気分は良いです。

    フリーランスの方にとって、仕事がなく暇になるというのは、辛い状況だと思いますが、少し考え方を変えれば、ライフスタイルを見直すきっかけになったり、やってみたいと思っていた新しいジャンルの仕事に挑戦できたりすると思います。

    私も40代に突入して、もう若者ではありませんから、健康を最優先に日々の生活を過ごしていけたらと思います。

    今回はこんなお話でした。最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。

  • 子どもの頃に思い描いていた大人になっていないけど、幸せな今の生活

    子どもの頃に思い描いていた大人になっていないけど、幸せな今の生活

    こんにちは。Lazydog です。

    私は1983年生まれですので、40歳を過ぎました。世間的に言えば、まさに中年のオッチャンといったところでしょうか。

    確か高校生ぐらいの頃、学校の授業で将来の自分について考えることがあったと思います。

    おぼろげながら覚えているのは、

    • 消防官として仕事している
    • 結婚している
    • 子どもがいる
    • 休日は家族でクルマでお出かけする
    • 長男なので、実家を改築して2世帯で住んでいる

    この中で、結婚しているは現実になりましたが、それ以外の項目は当てはまらないです、汗。

    確かに大学を卒業してから、会社員として働いてはみたものの、30代半ばでフリーランスに転向し、私たち夫婦には子どもができませんでした。

    クルマは今まで一度も自分では購入していません。カーシェアという便利なサービスのおかげで、不便だと思ったこともないです。
    また、精神的に不調だった時期を経験したこともあり、今はそもそも運転したいとすら思わなくなっています。

    家(マンション)は確かに欲しいな、と思った時期もありましたが、タイミングが悪く、会社員の時には購入に至りませんでした。

    でも、今の生活も幸せだと思っています。あえて、箇条書きにするとこんな感じですかね。

    • フリーランスのシステムエンジニアとして働いている
    • 結婚して、夫婦共働き
    • 子供はいないので、少しずつでも貯金して、投資もできている
    • 休日はクロスバイクに乗ったり、美味しいものを食べに出かける
    • 実家の近くに住んで、必要に応じて両親の様子を見に行ける

    昔とは違って、所有するよりもシェアできて便利な時代になりつつありますし、人生観も変化したことも大きように思います。

    少し前に“世界一貧しい大統領”として話題になった、南米ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領の言葉。

    「多くのものを必要とする者こそ貧しいのだ」

    参考:“世界一貧しい大統領” が語る「真の幸せ」とは?

    私自身もすでに人生の半分を生きていると仮定するならば、人生を終える時に後悔せずにいたいと思いますし、そのために日々の生活を大切にしていきたいと思います。

  • フリーランスがアルバイトするのも悪くないと思う理由

    フリーランスがアルバイトするのも悪くないと思う理由

    こんにちは。迷走中のエンジニア Lazydog です。

    フリーランスになってから、早いもので7年以上が経過しました。もちろん、最初から順風満帆だったわけではありません。

    フリーランスなので、収入が不安定ということは頭では理解していても、実際にその状況に置かれた場合、精神的に耐えられなくなってしまうという声もよく聞きます。

    今回はフリーランスとして働く方向けに、収入を少しでも安定させて、精神的にも安心できる工夫(防衛術といってもいいかもしれません)について考えてみたいと思います。

    本業の仕事は妥協しない方が良い

    フリーランスとして、仕事が途切れないように営業活動を頑張るということは当たり前ですが、私はどんな時でも、ご自身の本業のお仕事を選ぶ基準だけは妥協しない方が良いと思います。

    • 金額面で妥協する(値引きする)
    • 無理な条件でも引き受ける
    • 取引先にお願いして、仕事を回してもらう(追加で仕事をもらう)
    • etc

    このように本業の仕事で無理をすれば、後々で響いてきます。(もちろん、悪影響という意味です)

    仮に、金額面で妥協して一時凌ぎと思っても、相手側からすれば安いに越したことはないわけですから、次回以降もそれが当たり前になってしまうという懸念。

    条件面もそうですね。無理なスケジュールをその一時できたとしても、発注側からすれば「他に断られても、依頼できる便利な外注先」としか思われないかもしれません。

    取引先への依存度も高くなれば、確かに契約中は収入が増えるかもしれませんが、社員ではないので、切られる時は切られます。

    極端な話、1社依存の状態で突然契約終了となった場合、翌月から無収入となってしまいます。

    このような理由で、収入が少ない時に焦って、条件面を妥協することはやめた方が良いと思います。

    生活費を稼ぐための臨時アルバイト

    しかし、収入が途絶えてしまっては生活が成り立たないといのもまた事実。そのために、本業を妥協して仕事を確保するのではなく、臨時アルバイトで凌ぐ方が良い。というのが私の考えです。

    私が考える臨時(短期、あるいは単発)のアルバイトのメリットはこんな感じ。

    • 生活費を補填する収入をすぐに確保できる
    • 本業に関連のないアルバイトであれば悪影響を少なくできる
    • アルバイト先での人間関係に悩む必要がない
    • デスクワークの多い人は、運動不足解消になる
    • 気分転換になる
    • etc

    アルバイトは基本的に採用してもらってきちんと働けば、お給与が支払われます。これは大きなメリットではないでしょうか。資金のショートは防ぐことができますので。

    アルバイト先でも人間関係に気を遣うことはあるかもしれませんが、あくまで臨時的なもの、急場凌ぎと捉えれば、そこまで自分自身を精神的に追い込まなくて済みます。

    また、私のようにデスクワーク中心のフリーランスの方には、気分転換や運動不足解消にもなると思います。

    やってみてよかったアルバイト

    フリーランスになってからの7年間で、収入が少なかった時にアルバイトをしています。ここではお勧めアルバイトを紹介します。なるべく専門知識がなくてもできて、地方でもできる仕事に絞りました。

    ポイントは本業に悪影響が少ないこと、勤務日の調整など柔軟に働けることです。

    • 登録型の派遣アルバイト
    • 塾講師
    • 試験監督
    • 試験の採点(委託)
    • キッティング業務、テスター
    • 清掃

    登録型の派遣アルバイト

    派遣会社に登録して、専用のサイトやアプリで自分の働きたい日にエントリーする形になります。

    仕事内容は事務所の移転作業の補助要員、コンサートやイベント関連の準備、後片付け、トラックの横乗り、倉庫作業など。

    このアルバイトは、シフトが柔軟に調整できる点が最大のメリット。本業の予定を最優先できます。専用サイトやアプリで自分が働きたい日を選び、本業の仕事が忙しい時には、勤務不可と申請しておけばオーケー。シフトのリクエストを聞いてくれない、あるいは専用のサイトがなく、毎度電話しなければいけないような派遣会社は避けるべきです。

    • 時給:1,200円ぐらい
    • お勧め度:普通
    • 勤務する日時:平日、週末
    • 1回の勤務で拘束される時間:案件による

    私の場合、数社に登録しておいてお仕事情報をメールで受け取るようにしておくだけで、いざとなれば応募して働ける、と気持ちの切り替えができ、精神的に安定しました。

    塾講師

    大学生がするバイトのイメージですが、社会人の塾講師の方も最近は増えているようです。

    私は勉強が得意ではなかったのですが、子供向けプログラミング授業の講師ということでアルバイト採用してもらいました。塾講師のアルバイトの場合は、丸一日拘束されることは少ないため、前後の時間を本業に充てることができます。

    学生時代は勉強が得意だった、お子さんとのコミュニケーションを楽しめる方であれば、良い気分転換になるかもしれません。

    • 時給:1,200円ぐらい
    • お勧め度:普通
    • 勤務する日時:平日の夕方、週末
    • 1回の勤務で拘束される時間:3-6時間程度

    試験監督

    入試や資格試験の試験会場や学習塾の会社で実施される模試の試験会場で、試験監督として臨時でアルバイトできます。

    ほとんどの場合には週末や祝日に試験が行われるため、平日の本業に悪影響が少ないです。ただし、頻繁に試験がないので、多くの収入を得るのは難しいかもしれません。

    • 時給:1,200円ぐらい
    • お勧め度:高
    • 勤務する日時:週末
    • 1回の勤務で拘束される時間:8-10時間程度

    試験の採点

    学習塾や予備校の模試などを業務委託で、採点するお仕事です。業務委託契約になる場合が多いようですが、自宅でお仕事できる点が最大のメリット。本業の合間、スキマ時間を使って、お仕事できます。ただし、収入面は低め。

    • 時給:時給換算で、1,100円程度になる
    • お勧め度:普通
    • 勤務する日時:自由
    • 1回の勤務で拘束される時間:自由

    キッティング業務

    キッティング業務は企業が入れ替えるパソコンやサーバーを手順書通りに設定する仕事です。専門知識が必要なエンジニア向けと思われる方がいるかもしれませんが、手順書通りに操作するだけなので、基本的に誰でもできます。

    テスターのお仕事は、開発が終わったWebサービスやアプリをユーザーに引き渡す前に不具合がないか確認するお仕事。こちらも手順書の通りに作業して、報告書に入力する作業の繰り返しになるので、パソコン操作が苦手でなければお勧め。

    報酬も他のアルバイトと比較すると若干高め。ただ、いつも一定の仕事があるわけではないのが、難点。

    • 時給:1,200-1,500円ぐらい
    • お勧め度:高
    • 勤務する日時:平日が多い
    • 1回の勤務で拘束される時間:8時間程度

    清掃

    時給は低め(最低受給の場合もある)ですが、あまり難しい作業ではないので、精神的にラクなこと、私のようにデスクワークが中心のフリーランスには良い運動になるので、お勧めです。

    • 時給:1,100円ぐらい
    • お勧め度:普通
    • 勤務する日時:平日、週末(希望は通りやすい)
    • 1回の勤務で拘束される時間:案件や現場による

    フリーランスとしてしぶとく生き残るために

    どのような選択をするかは最終的には自由ですし自己責任だと思いますが、フリーランスとして生き残ることを最優先にした場合には、恥ずかしさなど捨てて、しぶとく、たくましく、したたかに、あらゆる方法でどんな時でも最低限の収入を確保すべきかな、と思います。

    今回はそんなお話でした。

  • 住みたい場所に住むことは難しいのか?

    住みたい場所に住むことは難しいのか?

    こんにちは。迷走中のエンジニア Lazydog です。

    今回の記事はネガティブな内容を含んでありますので、不快に思われる方はこのページを閉じてください。

    タイトルの通りですが、「住みたい場所に住むということは難しいのか?」について、少し書きます。

    まず、私は今現在は住みたい場所に住んでいます。だからその意味では幸せです。でもそれは会社員という立場を卒業したから。

    転勤・単身赴任が多かった会社員時代

    私も会社員時代の13年間は常に転勤、単身赴任がいつくるかわからないと、怯えていました。そんな大袈裟なと言われるかもしれませんが、私の中で会社員をやめようと思った大きな要因のひとつです。

    自分の意思で、行ったことのない場所に旅行してみる、あるいは住んでみるとは違い、転勤や単身赴任は私にとってとても苦痛でした。

    結婚してからは、単身赴任や転勤の話で夫婦喧嘩になったことさえあります。ものすごくストレスがかかる日々でした。

    私の奥さんは、正社員として働いていますが、経理を専門としているため、本社勤務であり、まず転勤がありません。それに加えて私は、SE(システムエンジニア)という職業上、極端にいえばプロジェクト単位で住む場所が変わったりします。

    一度、会社がセキュリティインシデントを起こして、1週間単位で全国のクライアントを飛び回ったこともあります。

    転勤や単身赴任を経験した方だと共感してもらえることはあると思うのですが、転勤・単身赴任は出費が多いです。いくら引っ越し費用を会社側が負担してくれるとはいえ、それは生活コストのほんの一部です。

    独身の立場で引っ越しがストレスにならない人であれば、会社の経費で旅行させてもらえるという解釈もできるかもしれませんが、結婚していたり、ましてやお子さんがいれば、お父さんの立場は悲惨です。

    そもそも、なぜ(おもに男性だけ)正社員だけが、安定したサラリーと引き換えに会社命令ひとつで全国転勤しなければならないのでしょうか。

    会社側の主張は、日本での正社員は簡単に解雇や雇い止めできないので、仕方ないというものだと思いますが。

    今は、正社員でも「転勤なし、フルリモートワーク可能」といった条件でも就職できるようですが、私が会社員を経験した時代にはそんな好条件はありませんでした。
    この国の憲法では、住み場所の自由が保障されているにもかかわらず。

    最近では、転居を伴う転勤の辞令やリモートから出社への切り替えの指示がでれば、転職するきっかけになるようです。

    私はこれが本来あるべき姿だと思います。
    雇用側(会社)と従業員は対等の立場であるので、転勤ができない事情のため、転職するということが当たり前だと思いますし、共働きが当たり前の今は、家族のことを考えて転勤を断るということも致し方ないと思います。

    住みたい場所に住むための試行錯誤

    私自身は何度か転職の経験があります。全国転勤は本当に懲り懲りだったので、転職の時の譲れない条件として、応募先企業や転職エージェントに伝えました。

    その時、ほとんどの場合、応募先企業の人事担当者や転職エージェントの担当者の方は顔が曇ります。
    中には明らかに不機嫌になって、怒り出す人さえいました。要はプロ意識に欠けている、とか、贅沢言うな、と言うことでしょうか?

    今の時代はそんなことで怒り出す人事担当者はいないと思いますが、私が会社員時代はそうでした。ほんの10年前ぐらいの話です。

    プロフィールでも書いた通り、その当時は会社員を続けている限り、転勤や単身赴任に怯えて生活しなければならないのか、そうかと言って転職しようにも、転勤なしの条件が叶えられないと落胆していました。

    当時、勤めていた会社が他社に買収されることをきっかけに、フリーランスになった(いい条件で転職できなかったからでもありますが)わけですが、今振り返ってみても、この選択は正しかったと思うし、後悔はありません。

    地元に戻ってみて

    大阪南部に位置する泉州地域。出身地である場所に今は住んでいます。会社員を卒業してからは、転勤を心配することがなくなりました。

    私の実家は、地元で商売をしているわけではなく、ごく普通の会社員である親父と専業主婦の母親の家庭です。

    だから地元に戻らなくてはいけない理由はなかったのですが、今は実家から徒歩10分以内の場所にアパートを借りて、夫婦二人で住んでいます。

    私の両親も高齢になるにつれて、できていたことができなくなったりということがあるため、少なくとも当面は地元を離れることはなさそうです。

    地元に戻って思うことは、同級生が地元にほとんど残っていないということです。この地域は古くは繊維産業が盛んで、小学校の同級生にも、繊維とその関連の商売を営む家が比較的多かったと記憶しています。

    私が会社員時代に地元を離れていましたので詳しいことは分かりませんが、その後時代の変化とともに、繊維産業が衰退していき、実家が会社や商店を営んでいた家も廃業するケースも増えていたようです。そうなると高齢者向けのサービスを提供している事業者ばかりになり、魅力が衰えていると思います。

    フリーランスになったので、地元の商工会議所にも登録して、経営者交流会にも参加しましたが、地元の経営者は、なんとか生き残っている繊維関連企業の2代目や3代目、高齢者向けの事業を営んでいる(繊維関連から商売替したケースが多い)経営者が中心で、フリーランスになったという(しかもITで)変わり者は私ぐらいでした。

    今回はネガティブな内容になってしまいましたが、好きな場所に住んでいるということについては、満足しています。

    地方でフリーランスで生き残るための試行錯誤について、今後も色々と書いていきたいと思います。

  • はじめまして。

    はじめまして。

    2024/06/09 AM6:25

    なんとなく、アクセス数や収益化など気にせずにブログを始めてみるのも良いかな、と思いついて、WordPress でブログを立ち上げました。

    ゆるく考えていますので、更新頻度は低いと思いますが、日常の試行錯誤を書き留めていきたいと思います。

    どうぞよろしくお願いいたします。

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